菜の花米の収穫を目指して 
よりおいしくて、安全な米の生産は、我々農民に課せられた極めて大事な仕事の一つです。
私は5900uの菜の花跡地でこの課題に取り組むことにしました。菜の花の茎と花を緑肥(りょくひ)として活用し、化学肥料は使わずに、除草剤を一回散布するだけの、
無化学肥料低農薬でのコシヒカリの収穫を目指して挑戦してみました。(01/05/05)

9月30日 大型の穀物乾燥機で一夜のうちに乾燥終了、籾摺り作業となった。倒伏等の影響で品質はあまり良くなく収量も少なめとなった。精品は30`ずつ紙袋に入れJAを経由消費者の皆さんにお届けします。もし購入を希望される方がおいでになればメールでお問いあわせ下さい。
反省点の多い稲作りでした。

9月29日 秋晴れとなった今日、稲刈りを行った。倒伏のひどい所はケッコウ苦労させられましたが、無事終了しました。共同利用の5条刈り(60馬力)コンバインはキャビン付きで埃にならず快適に作業が出来ます。倒伏がひどいので多収は望めそうにありません。

9月22日 この秋一番の晴天となり稲刈りが最盛期を迎えた。我が家のコシコカリはひどく倒伏してしまった。日照時間が少なかったことと、菜の花の茎葉や根が凄い肥料分を持っていて、元来茎の弱いコシヒカリにとっては肥料が多すぎる状態になってしまったようだ。品質の低下は避けられず又刈り取り作業も困難を極めそうだ。

8月19日 8月は一転して涼しい陽気で9月を思わせる日々が続いている。日照時間が少ないのが気がかりだが、稲穂は出揃い頭を垂れ始めている。

8月5日 予測通り出穂期となった。一時期の猛暑は一段落し、作物や人間にとっても凌ぎやすくなった。ただ、降水量が少なく今後の水不足が心配される。明後日は立秋だ。

7月13日 連日猛暑で日照時間もタップリで、稲にとっては最適の気象条件が続いている。これだけの高温だと出穂も例年より早まり8月5日頃になるのではないか。

6月29日 順調な生育である。1株の茎数も15本位になってきている。今後の天候次第では豊作も期待される。 

6月8日 順調な生育 田植後24日が経ちました。高温の日が多かったためか生育は順調である。無肥料での栽培とは思えない葉色で、今後の生育が楽しみである。5月24日に除草剤(ラクダフロアブル剤)を散布した。

5月15日 田植え 爽やかな五月晴れのもと田植え作業を行った。共同利用の8条の乗用田植機を使っての作業で、能率的に作業を進めることが出来た。3.3u当たり50株とやや疎植としてみた。

5月12日 代掻き作業 田植え前の準備作業として代掻きをしました。さいわい黒川の上流で水も十分あるため比較的楽に仕事を進めることが出来ました。菜の花の葉や茎は土中に入ってしまい以前の面影はありません。勿論、肥料は一切施用していません。後は田植えを待つばかりとなりました。

5月5日 満開を過ぎチョット汚くなりつつある菜の花をトラクターでつぶす作業をしました。1m以上伸びた菜の花をロータリーで切断しながら土中に混ぜ込み腐敗を促進させ、肥料としての効果が出るように作業してみました。